不貞慰謝料請求をお考えの方へ
1 はじめに
このページは、不貞慰謝料を請求したいとお考えの方に向けたものです。
不貞慰謝料を請求され、減額交渉をしたいとお考えの方は、以下のリンクをご覧ください。
2 不貞慰謝料を請求する場合の注意点
不貞の被害に遭われた方は、平穏な家庭生活を壊され、怒り、または気落ちしてしまうことが多いです。
配偶者の不貞発覚という事情は、それ自体が大きなストレスとなります。
このような大きなストレスのもと、冷静な判断をすることは難しいものです。
感情的になるあまり、以下のリスクが発生してしまうことがあります。
例えば、不貞相手に対し、「家族に不貞をばらす」、「勤務先に不貞の事実を伝える」などと言ってしまった場合、こちらが法的責任を問われるリスクがあります。
相手方に不貞の責任を問うことは正当な行為ですが、その方法が過激になると危険なわけです。
怒りのあまり、高額な慰謝料を請求してしまう事案もよく目にします。
不貞をされた側の精神的苦痛を考えるとお気持ちは十分に理解できるのですが、あまりにも高額な慰謝料を請求してしまうと、そもそも交渉が成り立ちません。
3 不貞慰謝料を適切に請求する方法
不貞慰謝料を適切に請求する方法は、注意点の裏返しです。
要するに、
①個々の事情に応じて適切な慰謝料額を
②適切な法的手続に従って請求する
ということが重要なのです。
不貞慰謝料についての法律的な問題は、以下のページにて詳しく解説しております。こちらも併せてご覧ください。
4 弁護士に対応を任せるメリット
相手方に慰謝料請求をする場合、「裁判になったらどの程度の慰謝料が認められるのか」を想定しつつ、交渉の着地点を見極めなければなりません。
ここを見誤ると、「交渉は決裂してしまい、裁判でも満足のいく慰謝料額が認められない」という結果に陥ります。
このような見極めは、不貞慰謝料の事案に精通した弁護士でなければ難しいものです。
不貞の事案では、「不貞相手の名前や住所がわからない」という状況もよくあります。
不貞相手の素性がわからなければ、そもそも慰謝料請求をすることが難しくなります。
弁護士に依頼をした場合、例えば携帯電話の番号から契約者情報を調査するなど、不貞相手の素性を明らかにできる可能性が高まります。
不貞相手に慰謝料請求をする場合であっても、夫婦がどのような状況にあるかは重要な要素です。
夫婦関係を継続するのか、あるいは離婚を視野に入れているのかによって、解決方針は大きく変わることがあります。
夫婦の状況を踏まえた適切な方針を決定するためには、弁護士のアドバイスが大きな力になります。
5 ご依頼いただく場合の弁護士費用
初回のご相談は無料です。
2回目以降のご相談は、30分あたり5500円(税込)のご相談料をいただきます。
ZOOMやLINE電話を利用したオンライン相談にも対応できます。
着手金:11万円(税込)
報酬金:相手方から支払いを受ける金額の16%+消費税
※例えば、交渉の結果相手方から支払いを受ける額が100万円の場合、16万円+消費税=17万6000円が報酬金となります。
記事投稿者プロフィール
下大澤 優 弁護士 仙台弁護士会所属 登録番号49627
専門分野:離婚事件、男女関係事件
経歴:静岡県出身。中央大学法学部法律学科、東北大学法科大学院を経て、平成26年1月に弁護士登録。仙台市内の法律事務所での勤務を経て、平成28年1月、仙台市内に定禅寺通り法律事務所を開設し、現在に至ります。主に離婚事件・男女問題トラブルの解決に取り組んでおります。